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News
あなたの分水嶺となるものは。
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最近、夫の趣味に同行し「登山」に興味を持ちつつあるゆやのです♪ 夏から少しずつ低山に登り、先日ようやく私の住む九州で登山者の聖地として知られる大分県の九重連山の中の一座「中岳」1791mで朝駆け登山(夜明け前に出発し山頂で朝日を見ること)を楽しんできました。 この「朝駆け」という言葉も登山をはじめて知った言葉ですが、タイトルにした「分水嶺」という言葉もつい最近知った言葉です。 その日本的な響きの良い言葉に興味をもち、調べてみました。 分水嶺とは、山に降り注ぐ雨水が異なる方向に流れてそれぞれの水系を作る、その境界線となる山のことだそうです。 山に降った雨は、その山のもつ豊富な養分を含みながら流れ落ち、やがて川を作り海までその「糧」を届けます。 豊かな水のそばには必ず文明が栄えます。 何だかその一連の流れに、ものづくりも同じだな〜と感じたのでした。 沢山の思いや知識やこだわりや信用などなど、沢山降り注いで、山という「匠」に技という価値をいただき、みなさんのもとへ届けたい思い。 一級河川へは、ほとほと未だ遠いですが、せめて小さな小川のせせらぎでもお客様へいいものを届けたいなーと思います。 流行りすぎたり、こだわりばかり押しつけて、氾濫するのも危険⚠️ 細く長く…(笑) いきたいものです。
MAKE THE IMPACT ‐世の中に肯定的な違いを生みだす‐
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ShankheaterやSamsara blanketが恋しくなる季節になりましたね。 こんにちは、ゆやのです♪ 秋に入ってからのCALMASTOREは、新作発表ラッシュでした。 特に私の印象に残ったのは、店主がCALMASTOREの掟を破って発売を決断したFLIP BOXです。 かねてより、ストーリーなどでご存じの方はいらっしゃるかもしれませんが、店主は「サーフィン」を趣味としています。 そんな店主、物売りなのに口癖のように「物なんて本当は買わないほうがいいし、作って売らないほうがいい。」と言います。 産み出せば、それは「いつかの」ゴミとなるからとの思いからです。 海に行くと、流れ着いている人口物の漂流ゴミを否が応でも目にします。 そのほとんどがプラスチック。 以前のブログでも書きましたが、プラスチックは半永久的に自然分解されることのないゴミで、マイクロプラスチックとなって自然界、はたまた人間の体内でまで見つかることが多くなっているというなんとも怖いお話。 ここを読んで下さっている方はほぼ皆さん、キャンプ、登山、SUP、釣りなどなど、自然界と近いactivityを経験されている方でしょうから、一度ならず何度かはそんな「プラスチックゴミ」に不快な気分にされたとこがあるのではないかと思います。 そうはいってもこの時代にプラスチックはあふれていて、確かにその利便性に人は恩恵を受けています。 キャンプ業界のギアにもそれはよく使われていますが、店主はプラスチックという素材をCALMASTOREではできる限り使用したくないという思いで、ものづくりや商品の発送を行なっていました。 そんな中、「これどう思いますか?」と見せられたのが試作品だったFRIP BOX。 正直、数十年キャンプをやってるゆやのとしては、「絶対売れないと思う」が感想でした。 だってさ、安価で出してるところ多いでしょ?業務用ならトラスコとかも出してるしさ。 似たようなコンテナボックスは、今までいろんな店舗で山ほど見てきたし、使ったこともあるけど、「中途半端」なそれは、どこぞが折れたり欠けたりして結局見映えが悪くなる。プラ商品の特徴は、使い込まれたものが「味」ではなく、「劣化」となり、DIYで直すことも難しいのが私は大嫌いでして。 「こんな商品は今まで何度もみてきたし、使えるような頑丈なものは特定の業務用のコンテナくらいですよ~。皆さん欲しいかなぁ。」と言い放ちました。 「そうかなぁ、よく見てください」とよくよく話を聞いてみると、頑丈で壊れにくい仕様へと研究開発された商品らしく、確かによく目にするコンテナBOXのそれとは比べ物にならない重厚感。 布製のようにあまり軽くはないから、そこを求められると難しいけど、テーブルにできるオプションの天板を載せるともはや家具調の雰囲気さえある。 それもそのはず、本家の韓国ガレージブランドであるHIBROWさん。 このコンテナの金型製作をわざわざ独自開発し、うん千万円かけてしまったそう。 ふつうガレージブランドが、1商品の開発にそこまでできません、、、。 店主が気に入ったのは、サイド扉。 出回っている安価な類似品とは違い、サイドの扉が180度で固定されるので取り出しやすさと見た目が違います。 だらんと開けた扉が垂れ下がることがないんです。 またサイドの扉は内側にも折り込めるので荷物を入れていない時は折りたたんで平たくコンパクトにもできます。 売れるかなぁと最後まで私は疑心暗鬼でしたが、そこはやはり店主の見分の才ですよね!! 初回は発表予約とともに完売! 限定カラーだったということもあり、ご要望も多く、取り急ぎ仕入れられるだけ仕入れ…とドタバタしました。 少しずつ、オプションとなる仕切り板や天板、クッションなどなど随時発表中です。 あ、疑心暗鬼だったはずの私も… もちろん購入してしまいました😂 否定していたものに対して価値を見出す。そして、売る使命としてそのものの「他との違い」をお客様に感じていただき、愛着をもってより長く使用して欲しい。 「CALMA STORE」というネームが好きだから、じゃなくていいんです。 ブランド名が擦れて消えかけても愛され、必要とされるもの。 そんな商品が世の中には少なからず、本当にあることを私たちは知っています。 私たちが愛されるのではなく、購入後お客様の元でその商品が、かけがえのない1つになってくれたら。 商品を購入して下さった方から、薪入れにでもしようかな、くらいの安易な気持ちで購入したけど、あまりに立派で頑丈な作りにそれはもったいないとソロキャンプのテーブルに使用することにしたんです、とのお声をいただきました。 同じようなお声を何名か耳にし… CALMA STOREの思い、売り手が多く語らずとも商品が理解させてくれる…。 そんなできごとが、とても嬉しかったです。 今後のオプション等の展開にもご期待ください!
思い出と物の価値:遺品整理を通じて感じたこと
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こんにちは!ゆやのです♪ 先日、知り合いの遺品を整理する機会がありました。 1人暮らし、2LDKのその部屋には1人分とは到底思えない物の量。 その方が自宅で仕事をしていたこともあり、そのための物も多く、約1週間はかかりました。 その人の生涯のうち、ほとんどを映してきたであろうドレッサー、好みの分かるカップボードやTV台。 そして、一人のひとに対してあまりに多い服の山。 ひとつひとつどうにか次の誰かの元へリユースできたら、という気持ちで無料で引き取りを募集し、あらかたの家具やかなものなどは、業者さんや個人の方に引き取られていきました。 ほんの少しだけ、物が減った部屋で時間に追われながら整理するほうとしては、悲しみに暮れる時間などはほぼなく、どちらかというと流れ作業にも等しいそれがその人に対して特に親しかったわけではなかった私でも、時間さえあればもう少し違うやりかたもあったのではと罪悪感に心が痛むものでした。 たくさんのものがあっても不思議と自分にとっては価値が見いだせなかった・・・・。 捨てるしかなかったものが多いのです。 CALMA STORE店主がものづくりに対する姿勢を話してくれた時、「物はあの世には持っていけない。いつかはゴミになってしまうのだからできる限り産み出さない方がいいし、持つものは少ないに越したことはない。だけど、生きる上で必要なものは必ず存在するから、産み出す方はなぜ必要か、これでなくてはダメか、と思えるようなものを作らなければ・・・」というような事を話していたことが思い出されました。 「自分が愛したものは他人にとってはただのゴミ。」 なんて、悲しいことでしょう。 でも、そこに元持ち主との「思い出」が加わるとそれは私にも価値を見出せるものになったのではないかと思います。 自分の欲求。それを満たすことが自分を大切にしていること、、と思っていましたが、「物の持つ意味」を考えながら、自分に「必要か不必要か」も考えられるようにならなければ・・・という気づきがありました。 必要か否か。 とてもシンプルだけど、選択は難しいですね。 物が少ないと、遺された人もなにが「大切な」ものだったのかが分かりやすいのかなと思います。 私も、歳はどんどん増えていくので、少しずつ「思い出」に浸れる価値のあるものを厳選して生きていこうと思います(笑)