どのようにカルマストアは商品展開をしているのか?
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“違和感から、物をつくる”
今回は、CALMA STOREのものづくりの特徴について、少しお話ししたいと思います。

こんにちは。
前回のブログで新体制でブログも更新していくとお伝えしましたが、まずは店主がトップバッター。
“私たちは最初から「こんな商品をつくろう」と考えていることは、意外と少ない”
むしろ始まりは、いつも小さな違和感だったりします。

「なぜ、みんな同じような物をつくるんだろう。」
↑38ktをいろんなブランドさんが作っている時に感じた違和感は
“ロゴは照明にいるのか?”
「なぜ、ロゴが大きいほど価値があるように見えるんだろう。」
なぜ?みんなロゴが好きなんだろう??
そして、もっと熟考していくと、
なぜ、限定100個だと欲しくなるんだろう??
なぜ、昔の道具には、今の物にはない魅力を感じるんだろう?
正解が分かっているわけではないのですが、、
ただ、
「なんか変だな。」
という感覚だけが残る。
私たちは、この違和感をできるだけ放っておかないようにしています。
違和感を、疑問に変える。
違和感を感じたら、
「嫌いだから」で終わらせるのではなく、
「なぜ、自分はそう感じたんだろう?」
と考えてみる。
例えば、最近よく考えている「ロゴ」。

私たちはロゴが嫌いなわけではありません。
CALMA STOREにもロゴはありますし、大切なもの。
でも、ロゴそのものが商品の価値になりすぎることには、少し違和感があります。
そこで考える。
「もしロゴを隠したら、その物の価値はどれくらい残るんだろう。」
ブランド名を知らなくても、それを欲しいと思うだろうか。
そこから、疑問が始まります。
分からなければ、過去を見る。
自分の中だけで考えても分からないときは、歴史を調べる。
素材、その物が生まれた背景、時代背景、著名なデザイナーや作家、職人、アンティーク、民藝、建築、服、車、芸術。
アウトドア用品をつくっているからといって、その業界だけを見る必要はないと思っています。
むしろ、まったく違う世界を見た方が面白い。
何十年、何百年と残ってきた物を見ると、流行とは別のところにある「何か」が見えてきます。
名もなき職人がつくった道具。
使うためにつくられた家具。
何度も修理されながら残ってきた物。
新品のときより、使われた後の方が美しく見える物。
なぜ、これらは長い時間を超えて残ってきたのか。
そこからまた、考える。
自分なりの答えをつくる。
もちろん、歴史を調べても答えが書いてあるわけではありません。
最後は、自分で考えるしかない。
例えば私は、
「100個しかないから特別なのではなく、10年間、自分が使ったから特別になる物をつくりたい。」
と思うようになりました。
これも最初から考えていたわけではありません。
限定、希少性、ロゴ、ヴィンテージ、民藝、アンティーク。
いろいろなものを見ながら、
「自分は何に価値を感じているんだろう。」
と考え続けた結果、少しずつ言葉になってきたもの。
そして、物を作る。
言葉になったら、今度はそれを物にしてみます。
素材を選ぶ。
形を考える。
経年変化を考える。
修理できるようにする。
時には、綺麗な状態を保つことよりも、傷や変色を重ねた先に、より美しくなる姿を想像して作る。
思想だけでは物にはならない。
だから最後は、手で触れられるものにします。
振り返ってみると、私たちはいつも同じようなことをしています。
違和感を感じる。
↓
なぜ違和感があるのか考える。
↓
歴史や、まったく違う世界を調べる。
↓
自分なりの原理にする。
↓
最後に、物として形にする。
新しい物をつくろうとしているようで、
実際にはずっと、
「なぜ?」を形にしているだけなのかもしれません。
流行に反対したいわけでもなく、人と違うことをしたいわけでもありません。
流行しているものや人気のあるものも、できるだけ自分の目で見たいと思っています。
そして、
「なぜ、人の心を惹きつけているのか。」
を考える。
同時に、自分が感じた違和感の方が間違っている可能性も考える。
そうやって調べて、見て、考えて、それでも最後に残ったものを、自分たちなりの答えとして形にしてみます。
それが正解なのかは分かりません。
数年後には「間違っていた」と思うかもしれません。
そのときは、また考えればいい。
違和感は、何かを否定するためのものではなく、
まだ自分が理解できていない何かを、考え始めるための入口。
CALMA STOREのものづくりは、これからもきっと、そんな小さな違和感から始まっていくのだと思います。
商品だけを見れば、
「なぜ、この素材なんだろう。」
「なぜ、この形なんだろう。」
と思うものもあるかもしれません。
でも、その裏側には、たいてい私たちなりの「なぜ?」があります。
そんな視点でこれからの投稿や商品を見てもらうと、今までとは少し違ったCALMA STOREを感じてもらえるかもしれません。
私たちは、違和感を物にしています。