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「世界の7足に1足」から——台湾に託した新作ソックス
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実は私、足のサイズが22.5cmなんです。
小さい方なので靴や靴下選びにはちょっと苦労することもあります。
そして最近は息子の成長期。
気づけば身長も足のサイズも追いつかれてきて、
「この靴下も、もうサイズアウトだな〜」と洗濯物をたたみながらしみじみしてしまいました。
こんにちは♪ ゆやのです。
靴下って、毎日当たり前のように使うもの。
でもだからこそ、気づかないうちに生活や思い出に深く関わっているんですよね。
そんな“日常の象徴”みたいな靴下を、カルマストアがわざわざ台湾で作る意味。
今日はそこからお話ししたいと思います。
「世界の7足に1足」——台湾の靴下の歴史
店主から聞いたとき、最初に心を奪われた言葉があります。
それは 「世界の7足に1足は台湾製だった」 というフレーズ。
最初は「どういうこと?」と首をかしげました。
でも調べてみると、それは1980年代の台湾の靴下産業を象徴する数字でした。
当時の台湾は、世界的に有名な“靴下の島”。
特に彰化県・社頭郷は「Sock Town」と呼ばれ、町中に靴下工場が立ち並んでいました。
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世界全体で生産される靴下の およそ15%(=7分の1) を台湾が担っていた。
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つまり世界中の人が履いている靴下7足のうち、1足は台湾で作られたものだったのです。
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輸出先はアメリカ、日本、ヨーロッパ。NikeやAdidasのようなブランドのOEMも、台湾の工場が数多く担っていました。
単に「安いから」ではなく、高品質・低コスト・大量生産を兼ね備えていたからこそ、世界中に信頼されていた。
台湾の靴下は、まさに世界の日常を支える存在だったのです。
衰退、そして再生への模索
けれど2000年代に入ると、中国やベトナムなど安価な労働力をもつ地域に生産が移り、台湾の工場は次々に閉鎖へ。
かつての栄光は薄れ、産業は大きく衰退しました。
それでも、台湾の靴下作りは止まりませんでした。
2010年代からは、少量多品種・高機能化・デザイン性といった方向に活路を見出し、再び評価を高めています。
観光工場やブランド発の靴下も生まれ、文化としての側面も育っています。
だからカルマストアは台湾で作る
カルマストアの拠点も台湾にあります。
だからこそ「靴下を作るなら台湾で」という店主の思いには、単なる合理性を超えた“意味”がありました。
——衰退していく産業を応援したい。
——世界を支えた産地の誇りをもう一度形にしたい。
靴下という日常的なものにさえ「魂を注ぐ」。
それがCALMA STOREがものづくりする意味。
カルマストアらしさだと、私は強く感じました。
デザインと機能美
もちろん、ただ背景に意味を込めただけではありません。
アウトドアやキャンプで快適に過ごせるよう、細部にまで工夫を凝らしました。
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アーチサポート
長時間歩いても土踏まずを支え、疲れを軽減。最初は少しきつめに感じても、歩くほどに快適に。 -
靴擦れ防止
足首の裏の生地を厚めにして、ブーツやスニーカーでの摩擦を軽減。 -
踏ん張りやすさ
足指の付け根にスリットを設け、グリップ力を高めました。
さらに、見えない部分にこだわりを。
足首にはカルマストアのスローガン 「MAKE THE IMPACT」 を、
ロゴは脱いだときにだけ見える位置にさりげなく配置しています。
商品情報
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カラー:初回は2色展開
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サイズ:フリー(標準23〜28cm/22-29cmの方でも伸縮があるので着用は可能)
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素材:コットン80%・ナイロン16%・ポリウレタン4%
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生産地:台湾
本日、いよいよ発売です。
きっとあなたの足元を、長く歩く時間もしっかり支えてくれる相棒になるはずです。
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