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Thank you & Good-bye (Victor生産終了告知)
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CALMA STOREスタッフ ゆやのです♪
何度かにわたって私とCALMASTOREとの出会いについて書いてきましたが、
私のCALMA STORE初ギアだったTHE VICTORの販売が
今年度2024年のご予約分をもって生産終了致します・・・。
イギリスのTilly社の名作kL80を忠実に復刻させたTHE VICTOR。
このランタンを製造してもらっているのは台湾の職人さんなのですが、
加圧式ランタンを作る技術を持っている人は世界中に限られているので、
とにかく「職人」かたぎ。
こんなことがありました。
stormlanternシルバーリミテッドのできあがりの報告を受けて店主が検品に行くと、
これまでのランタンのシェードのふちに入っていなかった切れ目加工が。
発注とは違う、勝手にデザインを変えた職人さんに店主激怒。
しかし、職人さんにとっての言い分は、シェードのふちの巻き加工部分に
水が溜まらないよう、よかれと思って加工した「譲れない」良き改変。
デザイン重視より その道具がより使いやすく長く愛してもらえるか を考えられたのかなと思います。
私はお会いしたことがないのですが、「どうだ、よくなっただろ!」と
ドヤ顔の職人さんのクシャッと笑った顔が浮かびました。
店主からそんなトホホな話を聞くたび、一人のファンとしては
そういうエピソードも含めて「人が作っている」と感じられる
このランタンが好きな理由になったりします。
ほんとは切れてない方が見た目もスマートでかっこいいんですけどね!
言葉足らずな店主なのであまりそう言った話は公に語られませんが、
私はそんな話を聞くたび より温かみをもってCALMAのランタンを
扱えるから不思議。
なんとなく買ったものではないものだからこそ、
そう言った、「しょうがないなぁ」という出来事も味のある物語の一つとして
感じられるのです。
ランタン職人さん、良くも悪くも店主とぶつかることは多々のようで、
その上高齢なのでいつ製造ができなくなってもおかしくない上に、
ランタンは1つ1つ手作業で組んでいくし、検品、不具合もその都度
やりなおし・・・・。
そもそもが大量生産できる規模ではないので、そこが魅力でもあり
ご予約いただいたお客様をお待たせする原因でもあります。
私は、THE VICTORとstormlanternのシルバーリミテッド を所有していますが、
THE VICTORはとにかく迫力が違います。
バレエではトップ階級のダンサーのことを「プリンシバル」と呼びますが、
THE VICTORを灯した時のそのいでたちは、まさにスポットを独り占めした踊り子。
外でハンギングして大きな真鍮シェードに映るゆらゆらとした影を眺めていると
自分が少しだけ大人になったような気持ちになります。
もう十分歳はとっているのに、です。
そんなTHE VICTORをうちの中でも楽しめるようにと、ハンギング部分を
使用しなくても安全に自立させるホルダーや雰囲気や明るさを抑える役割を
もつシェードなども少しずつラインナップに増やしつつ、CALMASTOREの
創立から3年間を支えてきてくれたTHE VICTOR。
寂しくもありますが、そんな貴重なTHE VICTORを手元にもつ一人として、
これからの思い出をTHE VICTORの明かりと共に作っていけたらと思います。
オンラインストアでは、そんなTHE VICTORの限定企画が開始されています。
(カーソルを合わせてクリックでオンラインページに飛びます。)
すでに完売の布シェードはFLYING BARNACLEの刺繍とMMMの刺繍。
3つ目のデザイン生地としてMICHELLE CAMOの生地を使用したシェードが
THE VICTORとセットで限定発売されています。
取り残されることに喜びを。
またいつかこのプリンシバルなランタンの虜になって、復刻に挑戦する人が現れることを楽しみにしながら・・・。
ゆやの
7月 27, 2024
ISAMUさん
VICTOR、いいですよぉ〜。
私は何故かストームランタンの点灯失敗することが多く(笑)
やっぱり付き合いの長いVictorのほうが言うこと聞いてくれます🤣
切れ目、お問い合わせも多かったので、ここで書かせていただきました🥹謎でしたよね
isamu
7月 18, 2024
シェードの切れ目、謎だなあ、なんだろう?と思っていましたがそう言う事でしたか!実はstorm lanternよりvictorが欲しかったのは内緒です。