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マイクロプラスチックが体内を彷徨う!?

マイクロプラスチックが体内を彷徨う!?

Posted on 9月 19, 2024


ここ2年連続、クリスマスイブの日の帰宅ラッシュに列車が線路内飛来物の影響で遅延して帰宅後のケーキの受け取りに泣きそうにダッシュしたゆやのです(涙)

なんでそんなこと思い出したかというと、先日できあがった緩衝誌の報告を店主にした際に共有してもらった記事を読んでその出来事を思い出したからです。

その記事はこちらから→
人の脳にもマイクロプラスチック 検出量が8年前の1.5倍に

なんとも意味が分からなくても気分の悪くなる見出しです。

波や紫外線によって5ミリ以下に砕かれたものがマイクロプラスチック。

生分解できないこの資源。

小さく小さく形を変え、とうとう人の脳や血液の中でも発見されている、とのこと!

そもそも、プラスチックとはなんなのか。

もとは石油。その石油の精製の中で生まれる1つ「ナフサ」が原料なのだそう。

プラスチックは耐久性と機能性の優れた製品作りには欠かせないもの。

ストロー、食品パック、ペットボトル、軽量な食器、衣服の表示に化繊があればそれもプラスチックを原料としている現実。

キャンプ用品だってテント1つとっても化繊使用しているのでプラスチック。

冒頭の列車を遅れさせた飛来物はレジ袋。

軽いのに頑丈なそれは、使い捨てプラスチックの代表とも言えますが、やがて飛んで行きつくのは地球の70%を占める海でしょう。

そうそう、キャンプ地の多い琵琶湖でもマイクロプラスチックは見つかっていて、劣化した洗濯ばさみや植物プランターから雨で川に流されたことが原因ではないか…と調査報告がされているそう。

ポイ捨てや思いもよらず飛んで行ってしまったプラスチックだけではなく、外にプラスチック商品を放置することも環境を傾ける1つの原因になるようです。

海だけではなく、湖も。

もとは石油です。石油って何億年もかかってできた資源。それから生まれたんだもの。プラスチックは、正しく焼却されるか宇宙へ打ち上げられたりしない限りは、私たちの環境に永続的に残りつづける。

海にたどり着いたプラスチックは、石油になるのにかかった時間の何倍も早くマイクロプラスチックになって地球を、私たちの体内を彷徨ってる・・・。

なんとなくそんなホラーな情景が目に浮かびました。

正しく処分されていれば、マイクロプラスチックなんて言葉もうまれなかったのかなとも思います。その点では、焼却処分や正しいリサイクル方法の整った日本に生まれたことに感謝!

CALMASTOREでは、自分たちのできることから・・・と、緩衝材や梱包をできる限り紙に変更していこうとしています。

オンラインショップという性質上、切り離せない問題。

プラスチックのプチプチは再利用の方法が狭まるけど、紙なら何か再度使用されやすいのではと、最悪キャンプの焚き付けに使ってもらえたらなんて気持ちで緩衝材を「緩衝誌」としてデザインしました。

緩衝誌についてのブログはこちら→緩衝誌ができるまで1
                 緩衝誌ができるまで2 

 

強いるわけではないですが、キャンプに行き自然を愛する集合体としてCALMASTOREの商品を選んでくださった方へアップサイクル(本来捨てられるはずのものに新しい価値を与え、再生すること)やリサイクル(廃棄された製品を原料に戻すか、新たに別の製品の材料として再利用)を楽しんで協力していただけたらと思います。

 

マイクロプラスチック 環境破壊 緩衝誌

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