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「壊すのは一瞬、創るのは一生」──ものづくりの現場から学ぶ教訓
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こんにちは、ゆやのです♪
先日、息子と一緒に映画『マインクラフト/ザ・ムービー』を観てきました。
ゲームでおなじみの四角い世界がスクリーンいっぱいに広がり、館内の子どもたちはみな大興奮。私も、ただのゲームの実写化だと思っていたのですが、予想以上に深いメッセージが込められていて、心に残る作品でした。
特に印象的だったのは、主人公スティーブのこのセリフ:
「作ることは壊すことよりずっと難しい。だから悪者はすぐに壊す方を選ぶんだ。」
この言葉、ものすごく胸に響きました!
何かを作るって、時間も手間もかかるし、思った通りにいかないことだってある。だから面倒に思えることがよくあって、ゲームのマインクラフトを楽しんでいる子どもたちの結構な数が、「壊すこと」を安易に楽しんでしまう傾向があったりするそうです。壊したり過激な行動をする方がとっても簡単ですぐに快感を得られるからだそうです。
そういった動画はYouTubeでも多くアップされていて、子どもたちの熱狂を比較的簡単に獲得しやすいところがあります。
だから、この言葉は普段破壊や過激な遊び方をしている子どもたちや、単なるゲームだと思い込んでいる保護者にとっては、とっても「耳に痛いセリフ」になるかなと感じました。
かくいう私も衝動的になりやすい質。
壊さないと新しいものは産まれないと思っている部分もありますが、まっさらな状態から知恵を絞って産み出す。そうして産み出されたものが大切にされていくのはもっと理想的。
人間としてのあゆみや進化こそ、「壊すのは一瞬、創るのは一生」であると感じました。
さて、CALMA STOREでも同じようなことが言えます。
製品を一から設計し、試作し、生産体制を整えることもしばしばです。しかし、一度のミスや不注意で、その成果が台無しになることもあります。例えば、品質管理のミスで不良品が出荷されれば、顧客の信頼を失い、私たちの信用にも関わります。
また、改善のために既存のプロセスを見直す際にも、慎重さが求められます。安易な変更が、思わぬトラブルを引き起こすこともあるからです。だからこそ、日々の積み重ねや丁寧な対応が大切なのです。
子育てや家庭生活でも同じことが言えます。子どもたちの成長を見守りながら、一つひとつの習慣や価値観を育てていくのは時間と労力が必要です。しかし、ちょっとした言葉や態度で、その信頼関係が崩れてしまうこともあります。
また、家庭内でのルールや習慣も、長い時間をかけて築かれたものです。それを変えるには、家族全員の理解と協力が必要です。一方で、無理な変更や強制は、かえって反発を招くこともあります。
実は、先日CALMA STOREにフレッシュな新メンバーが増えました。
だんだんと現メンバーだけでは手に負えなくなってきたお客さまとの核になる部分の改善を担ってくれる新しい風です。
店主を筆頭にCALMA STOREが築いてきた日々の積み重ねをさらに見直し、大切にし、さらなるステップに進んでいきます。
そうそう。ものづくりと言えば、先日のブログでもお伝えしたCALMA STOREの新たな取り組みとして、東京に完全予約制の小さな場所「PENT HOUSE(ペントハウス)」ができようとしています。
この場所では、来てくれた方と直接「色やカタチ」を語り合いながら、オリジナルアイテムの発注ができる特別な体験を提供する予定です。
まさにマインクラフトともいえる場所になりそう!
マインクラフトは「サンドボックスゲーム」とも呼ばれます。これは、子どもたちが砂場で自由に遊ぶように、プレイヤーが仮想空間で自由に建築や冒険を楽しめるゲームという意味なんだそうです。
マインクラフトというゲームの世界のように、「自由に創造することを楽しめる」場所にできたらいいなと思っています。
これからも、CALMA STOREは「壊すのは一瞬、創るのは一生」の精神で、皆さまと共に歩んでいきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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