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香りは思い出を呼び起こす「栞」になるー店主が長年思い描いていたプロダクトとは
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キャンプに行くたび、なぜか高確率で雨に降られる。
——そんな雨女の友人と過ごすことが多い私はいつの間にか“おこもりキャンプ”の達人のようになっていました。
こんにちは♪ ゆやのです♪
焚き火が難しい夜、テントの中やタープ下で静かに過ごす時間。
そんなときお気に入りのキャンドルやお香の香りが、空間をぐっと特別なものにしてくれます。
私は五感の中でも音や香りに特に敏感なのですが、
自然の中にいると特にその感覚が研ぎ澄まされるように感じる事があります。
キャンプがお好きなあなたはきっと共感してくれるはず。
テントにおこもりになる時ほど、それは顕著に感じます。
打ちつける雨の音の変化が友人との談話を盛りあげるオーケストラのように感じたり、
幕に落ちた木々の葉や花の影の形や色に四季の色を感じたり。
そんなおこもりという退屈そうにみえて特別な時間をより素敵に楽しみたくて、
キャンドルやインセンスを使う機会が自然と増えました。
何より、雨でも炎や煙の揺らぎが恋しいのです(笑)
最近は、自宅でもその“おこもりキャンプ”の雰囲気を楽しむことが多く、
リビングで友人にいただいたお香を焚いていると
ふとCALMA STOREで新しく登場するインセンスホルダーのことを思い出しました。
「まさにこんな時間のためにあるな」そう感じたのです。
さて、今回ご紹介するのは、店主が長年思い描いていたプロダクト—— CALMA STOREオリジナルのインセンスホルダー。
「“欲しい”と思えるお香立てが、なかった。」
「元々お香が好きで、これまでいろんなインセンスホルダーを見てきたけれど、“これだ”と思えるものがなかったんです」
そんな店主のひとことから、このプロダクトは始まりました。
わたしがCALMA STOREのインスタに出会った頃。
推し活の如くTOPページにあるストーリーのまとめにある、台湾のCALMA STOREのリノベーション風景やその後のショップとして形になっていくサマを食い入るように何度も見ていた私。
その中に見つけた異存在、「魔人ブウ」
煙が出ているから気づきましたが、まさかのインセンスホルダーで。。笑
ちょっとした遊び心と、その人らしさが滲み出るアイテムに店主のお茶目な一面を見て親近感を感じました。
けれどあの子は、愛着はある一方で「これでいい」という決め手にはならなかった。
「自分が作るなら、ただのインセンスホルダーではないものにしたかった」と店主は言います。
何よりCALMA STOREの商品として「中庸」なものにしたい、お気に入りのインセンスが使える形状をとも、考えたのかも知れません。
部屋にも外にも馴染むこと。
ただのお香立てにとどまらず、キャンプシーンでも活用できる“道具”としての実用性。
その両立こそが、CALMA STOREが大切にしたい“らしさ”なのです。
CALMA STOREの商品は、一見シンプルなのに使い手によって、いくとおりの使用方法ができるものが数多くあります。
店主は、「貧乏性だから、、、」と口少なに言いますが、私に言わせてみると、だからこそ飽きのこない、使い手側に委ねられる事でそれがアジとなり、愛着となり、はたまた相棒(となるギア)を作り出すのだと思っています。
シーンに応じて「使える道具」として
「ただのインセンスホルダーではない」——この言葉に込められた思いは、“使い道を限定しない”という自由さにあります。
たとえば、キャンプではインセンススタンドとしてはもちろん、小物トレーとしても活用できる。ベースとセットにすることで、アウトドアギアとしての安定感も増し、風のある日でも使いやすい仕様に。
家では、お香を焚かないときにもアクセサリートレーや玄関先の鍵置きとして活躍してくれそう。
私、車のキーをいつも「どこにやったっけ?」ってなる忘れん坊なので、定位置を作れそうな予感です(笑)
用途を“香を焚く”だけにとどめない。その工夫と潔さが、CALMA STOREらしさの真骨頂!
香りは、思い出を呼び起こす「栞」になる
どこか懐かしい香りにふと足を止めたことはありませんか?
それはきっと、香りが時間や場所を超えて、記憶にそっと栞を挟んでくれていたから。
「この香り、あのときの雨音と一緒だったな」
「このお香を使った夜、たしか友人とくだらない話をしながら笑い合っていた」
香りは、静かでさりげなく、だけど確かに記憶と結びつく力を持っています。
CALMA STOREのインセンスホルダーはそんな時間の一部としてそっと寄り添ってくれる存在。
だからこそどんな場所でもどんな時間でも、自然に馴染んでくれる佇まいが大切だったのです。
「ものづくり」は信頼できる距離感から
このプロダクトをかたちにするために、店主が選んだのは、海外ではなく“日本”。
それは単に製造クオリティの問題ではなく、「思い描く形を一発で実現するには、密なコミュニケーションが必要だったから」。
海外とのものづくりは、微妙なニュアンスや質感が伝わらないこと、その重要な部分を無視されることも多々あります。
Shade & Dish は、当店シエラカップをお願いしている、“ヘラ絞り”という技術を持つ燕三条のお馴染みの工場で製作。
インセンスホルダーとホルダーベースは、機敏で誠実な対応をしてくれる栗原精機さんとの二人三脚で実現しました。
海外製に押されがちな今の流れに逆らうように、CALMA STOREは国内の伝統技術を守りながら、「信頼できる距離感」と「共に作る姿勢」も大切にしていきたいと思っています。
プレゼントという新しい選択肢
このプロダクトには、もうひとつ、店主の想いが込められています。
それは、「ギアに偏りがちなアウトドアグッズの中で、女性にも提案できるものにしたい」という気持ち。
だからこそ、家でも外でも、装飾性と実用性のちょうど真ん中を目指した。
さらには、キャンプ好きな女性への贈り物として、男性から女性に贈ってもらえるような存在にもなってくれたら——そんな願いも込められています。
ご夫婦で兼用もあり!
高いギアに眉間に皺を寄せてる奥様にぜひプレゼントして、CALMA STOREをプレゼンしてください(笑)
自分だけの時間に、そっと寄り添うギア
どんなににぎやかなキャンプも、どんなに静かな夜も
香りとともに過ごす時間には、自分だけの物語が生まれます。
CALMA STOREのインセンスホルダーは、そんな物語の背景で控えめに、
けれど確かに存在する“ギア”です。
「これ、あのとき使ってたやつだね」
そんな会話が、ふと生まれるような。
自分の思い出に、誰かの記憶に、そっと“栞”のように挟まるような存在になれたら——
それはきっと、モノを超えて、時間や感情とつながるギアになるのだと思います。
香りと道具と、それぞれの暮らしと。
CALMA STOREが提案する、新しいアウトドアと日常の重なり方を。
ぜひ、あなた自身の時間で体験してみてください。
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