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「ただの道具以上の存在。CALMA STOREが考える理想の手斧とは?」
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こんにちは!ゆやのです♪
今日は新商品の開発のお話。
CALMA STOREの商品をわざわざ選んで購入してくださっている方々は、少なからず知っているであろうカルマ店主の物へのこだわり。
そんな店主が、キャンプで必要な薪割り用の斧を持っていないと知ったのはつい最近のこと。
確か、手持ちナイフはお気に入りを雑誌で紹介してたはず。じゃあ、なぜ斧は持っていないのか?と聞くと、単純に「これだ!」という商品に出逢えていなかったからなんだそう。
「アウトドアで使う道具は、ただの道具以上の意味を持つ——だからこそ、手斧を選ぶ基準にはこだわりたい。」
そう思いながらも、これといった機能美と見た目、自分の所有する道具たちとの相性な
ど、しっくりくるものがないとなれば、価値を見いだせるものはなかなかない。
では、理想の手斧とは何なのか?
手斧は単なる道具ではなく、持つ人の哲学や価値観を映し出す存在です。
キャンプやブッシュクラフトにおいて、斧の使い心地や耐久性は作業の効率を大きく左右します。
その中で、私たちCALMA STOREがこだわるのが「アメリカ製の手斧」です。
アメリカは昔から林業が盛んな国であり、開拓の歴史とともに斧の文化が深く根付いています。
こちらは参考に図書館から借りてきた本。
写真家ダリウス・キンゼイは、アメリカ西部開拓時代の原生林を伐採する木こりたちと巨木の写真を数多く撮影しています。
彼の作品を収めた写真集は、当時のフロンティアたちの姿を鮮明に伝えています。
アメリカでどれだけ斧が進化しなければならなかったのか…、この表紙の写真に写る1本の木を見るだけでも感じられるかと思います。
特に19世紀から20世紀初頭にかけて、各地で質の高い鋼材と優れた鍛造技術を持つ斧メーカーが生まれました。
彼らはプロの伐採者や開拓者のニーズに応えるため、実用性と耐久性に優れた斧を作り続けてきたのです。
現在でも、その伝統を受け継ぐメーカーが少数ながら存在し、熟練の職人たちによって作られる斧は、まさに「使うための芸術品」と言えます。


CALMA STOREがアメリカ製の手斧に注目する理由は、こうした歴史と品質の積み重ねにあります。
現代の大量生産品ではなく、しっかりと鍛え抜かれた鋼と、長年の経験に基づくバラン
スの取れたデザイン。
実際に手に取ると、その違いはすぐに分かるはずです。
CALMA STOREが斧を作ろうとする理由
私たちはただ「良い斧を仕入れる」だけではなく、「なぜ自分たちで作るのか」という問いにも向き合っています。
アメリカの伝統的な製法を尊重しつつ、日本のユーザーにとって使いやすい形状やサイズ感を取り入れる。これが、CALMA STOREの考える「理想の手斧」です。
日本のキャンパーやブッシュクラフターのニーズを見ていると、「持ち運びしやすく、
焚き火の薪割りに適したサイズ」「細かな作業にも使えるバランスの良さ」を求める声
が多くあります。
市場にある斧は、大きすぎたり重すぎたりして、実際の使用シーンと合わないものも少
なくありません。
そこで、私たちは「本当にフィールドで活躍する斧」をゼロから考え、試行錯誤しながら作り上げようとしています。
また、道具には「愛着」という要素も欠かせません。単なる消耗品ではなく、「手入れをしながら長く付き合える相棒」としての斧を作りたい。
使うほどに馴染み、持つ人の手の一部のように感じられる。そんな斧を生み出すこと
が、CALMA STOREの目指すゴールです。
これから試作を重ね、実際のフィールドテストを経て、皆さんに「これがCALMA STOREの手斧だ」と胸を張って言えるものをお届けしたいと思います。
今後も実際に試作した手斧のディテールや、フィールドテストの様子をお伝えします
ね!
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